2018-04-01 7期生 岩田さん
「オムツして、伝い歩きが、二度目です」 なるほどと思わないで。高齢者であれば誰でもそれらしきことが目前に来ています。しかし、その時点から人それぞれの心の持ちようで少なからず変わります。健康を維持し、環境、趣味、好奇心、活動、オシャレ、そしてストレスを貯めない自助努力をすることです。
私はお年寄りを一人にしない、させない取り組みをしています。(私も高齢ですが)高齢者を個別訪問してわかる生活の変化は、一概にいえませんがまず物がかたづけられていないことで分かります。少量の生ごみは気持ちの通じる近所へお願いします。
最近、身のまわりで起き、感じた事があります。
①環境の変化。
定年退職した夫との生活リズムが変わり、ストレスにより変わって行く妻、たじろぐ夫、デイサービスから介護3になり妻は施設へ入所した(夫はプライド高く思いやりに欠ける。妻は小間使い。原因の一端?)
②「寝間着,起き巻き、よそ行き巻き」は要注意。
今日(教)行く(育)に心がける。毎日が日曜日どころか時間がわからなくなる。今日◎◎へ行くことが大事です。時間目的、オシャレ、会話、注意力、金銭管理と結構頭の体操にもなります(転倒に注意。療養が長引くと他の機能に影響を及ぼす。認知症を発症)
③飲む(だけ)趣味の人は要注意。何かの集い(特に地域)には出席を心がける。
※高齢になりますと遠くより近所が何かにつけ大切になります。
当地区社協では「お年寄りを一人にさせない、元気をいつまでも」をモットーに「かがやきサロン」を実施しています。体の不充な方にも配慮し参加を促します。体と頭の体操(景品つきクイズ)で多数の参加を得ています(保健師、整体師、包括支援センターが来所し、講義と軽い体操)
④84歳になる女性、趣味あり、好奇心ありで接客の仕事を現役でしていますが年を感じさせません。毎年200人の(寺のお会式)煮物料理を先頭たって威張らず指揮ます。私と一緒のフラダンスクラブの生徒です(陰口、悩み、嘆きは口にしない)
家庭介護の気力体力の相談は、日頃の大変さを話して聞いていただく事で気持ちが落ち着くそうです。回答は冗談まじりに
「福沢諭吉を介護しているとか・・・樋口一葉を看ているのだ・・・と思えば腹もたたないでしょう。有難い人を(年金のお札)お世話している気持ちになって」。
この様な具合で気持ちの再起に協力します。驚くことにそれがまたかなり納得されます。もちろん、負担増であれば地区包括支援センターへ相談し繋げます。この話はまだ早いと思われる方、他人事と思いの方は参考までに。近頃は終末期を家庭で、家族と共に日夜を静かに穏やかに過ごす方が増えていることを報告して気持ちの努力を終ります。
【少しだけ追伸】
1月末、7期の良き仲間8人と、現地集合現地解散、各々の飛行機、別々高級ホテル2泊3日の、雪の札幌を有意義に豪快に旅してきました。札幌は良いお天気で人も陽気も暖かでした。