2019.02.01 (7期生) 清水花子さん
私はこれからをどう生きるのか。セカンドステージ大学で新たな分野への挑戦を試みた。しかし、私の関心はやはり“今どきの子ども”であった。そこで、現在の高校保健室のボランテイアを選んだ。高校生の本音に触れ、そして気づかされたことが沢山あり、このボランティアは幸せな選択であったと思う。
保健室にふらりと息抜きに来て、好きなことをして過ごす彼らの行動や言葉に触れることで“今どきの高校生”の生活を知ることができる。私の私生活にはない沢山の刺激を受ける楽しい場であると感じている。
私達のころとは違って“彼ら中心の保健室”となっているなど他のことで得られない直接体験があり、私の職業体験も生きている。更に「なるほどそうなのか」と見聞きすることができるのも保健室である。一方、常勤者の立場を脅かす場にならないよう心がけている。
文科省の特別支援教育に盛り込まれている内容は、小中学校から高校までに及び、生きる難さを感じている高校生もいる。その子ども達をどうサポートすれば良いのか?!。一般教師のような働きかけはできないので、保健室を彼らの息抜きとチャレンジできる居場所と解釈して、ちょっとした安らぎで社会的に適応させることになればよいと考えている。