エンディングをみて椅子から立ち上がった時、感動で涙しながら、「日本中コロナ、コロナと騒いているが、私達は何て幸せな国に生きているのだ!!」という気持ちが湧きあがった(日本の政治が素晴らしい!という訳ではない。誤解のないように)。
家に帰り、パレスチナとイスラエルの歴史をネットで調べてみたが、それは大戦後のイスラエル建国からの問題ではなく、紀元前まで遡る根が深いものらしい。
コロナ蔓延から2年、その間、音楽・美術館・映画などのカルチャーに触れる機会が減ってきて、脳への刺激が少なくなったように思う。特に私のような高齢者は老化のすすみが早いように感じる。
確かにコロナは脅威かもしれないが、日々コロナ以上の危険にさらされて生きている人が地球上には沢山いるという事を、今更ではあるが、知ることが出来た映画であった。これからは、今まで「食わず嫌い」で触れようとしなかったようなジャンルにも挑戦してみようかなと思っている。